3年生 灼熱のTRM2連戦
先週土曜日は入谷の朝顔まつり、合羽橋の七夕まつりと夏祭りシーズン突入の台東区界隈ですが、選手たちは縁日を尻目に、コーチ陣は美味そうにビールを飲んでる知り合いを尻目に(笑)、酷暑の中でTRM2連戦!
午前中は王一FCさんにご招待いただいてのTRMでした。
今回のテーマは、
・攻撃時にボールを前に運ぶ。縦パスの意識。
・試合中の声出し。
上記2点にポイントを置いて、試合に臨みました。
結果は1試合目が15分ハーフで前半0-0、後半3-0で勝利! 2試合目は15分1本で0-1敗戦。 収穫は、選手たちが縦パスの意識をはっきりと持ちプレーをしていたこと。実際、辛口のリーダーコーチからも「攻撃面はよくやっている」というめずらしい言葉がでたほど(笑)。チームとしてやりたい戦術を理解して、実行に移せたことは評価できるでしょう。
課題は先週から変わらず、トラップミスと危険な横パス。今回はさらに、ディフェンスのポジショニングの修正も指摘されました。だんだん要求も厳しく、細かくなってきます。頑張って一つずつ克服していこうね。
そして、休憩を挟んで午後からはヴェルディレスチさんにご招待いただいてのTRM。ますます暑さは厳しくなる中、午前中からの連チャン組は果たして動けるのか? そして帯同コーチ陣も、審判を勤めあげられるのか(笑)。
結果だけ見ると0-0、0-1、1-1と数字の上では互角に感じられますが、内容的にはかなり課題の残るものとなりました。特に技術的な部分よりも、気持ちの部分が大きかったと思います。試合に入る準備、試合中の相手に一歩寄せる意識。ベンチにいるときの態度、準備etc…。厳しい言い方をすれば、サッカー以前の問題かな、と?
たしかに過酷なコンディションの中、選手たちは個々に頑張ってはいました。ただ、多くの選手はあくまでも自分基準、自分の世界での頑張りだったのかなと思います。 サッカーは味方がいて、相手がいて、初めて成立するスポーツです。一人でやっていては試合にも勝てないし、いいパフォーマンスも出すことは難しいでしょう。 チームとして、全員で戦う気持ちを持ってほしいと思いました。
王一FCさん、ヴェルディレスチさん、ありがとうございました。
そして翌日の日曜日は、たなかスポーツプラザでのTR。前日同様の酷暑で、体調に異変を唱える選手も続出でした。
TR内容としては、2vs2、2vs1が中心に。ポイントはパスの出し方、受け方の部分。
・距離
・角度
・タイミング
出し手と受け手双方がしっかりと意識できるようになると、プレーの幅も広がってくると思います。そして、タイミングを測るのにいちばん必要なことは、お互いが会話すること。自分がどういうプレーをしたいのかを伝え、相手がどういうプレーをしたいのか聞く。 その繰り返しを経て、プレーの精度が高まると思います。
みんなチームメートなんだし、仲間だし、同級生なんだから、もっとコミュニケーションを取ってほしいし、自信をもって自己主張してほしいなと思いました。
BFカップまであと2ヶ月。本当の意味で「チーム」になれるよう、今の自分の殻を突き破って、成長していこう!
7/8 王一FC
ヨッチ 2
コータ 1
レスチ
ユアン 1